【2026最新】格闘技用マウスピースおすすめ8選!ブランド別に徹底比較

  • 格闘技用のマウスピースはどれを選べばいい?
  • ブランドごとに成形方法や保護構造の違いがわからない
  • 2026年最新のおすすめ格闘技マウスピースを知りたい

格闘技用マウスピースとは、ボクシングやキックボクシング、MMA(総合格闘技)で歯や唇、舌を打撃や接触から保護するために口にくわえる防具です。打ち合いのなかで口元をしっかり保護するには、自分の歯型に合わせて成形でき、衝撃を受け止める構造を備えた格闘技向けのマウスピースを選ぶことが欠かせません。

格闘技に合わない薄手の簡易品や歯型に合っていないマウスピースを選ぶと、パンチを受けた瞬間に口の中でずれたり、息苦しさで動きが鈍ったりします。格闘技のスキルを100%引き出し上達を早めるためには、成形方式や衝撃を受け止める構造を理解し、自分の練習スタイルに合うマウスピースを選ぶことが重要です。

本記事では、格闘技向けマウスピースの選び方と、ブランド別のおすすめモデルを紹介します。ジムでのスパーリングや試合に向けてマウスピースを探している格闘家は、ぜひ参考にしてください。

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格闘技におすすめのマウスピースの特徴

格闘技用のマウスピースは、パンチやキック、組み技での接触から歯や唇、舌、あごまわりを保護する防具です。打撃を受けたときや強く噛みしめたときにかかる力を、歯の一点に集めずマウスピース全体で受け止めて分散させる役割も持っています。

ボクシングやキックボクシング、MMAでは試合でのマウスピース装着をルールで義務づけている大会が多く、ジムのスパーリングでも装着が前提です。格闘技では顔面への打撃や頭同士の接触が繰り返されるため、成形できない薄手の簡易品では保護力とフィットの両面で物足りません。

歯型に合っていないマウスピースや薄すぎるマウスピースは口の中で動いて呼吸を妨げ、選手は練習に集中しにくくなります。格闘技に合ったマウスピースを選べば、口元を気にせず打ち合いや組み技に意識を向けられ、スパーリングの密度も上がります。

格闘技用のマウスピースを選ぶときに押さえておきたいポイントは、以下の5つです。

  • 歯型に合わせて成形できるタイプがおすすめ
  • 衝撃を受け止める構造と厚みがあるモデルを選ぶ
  • 呼吸と会話のしやすさを確認する
  • 出場する大会のルールに合うカラーを選ぶ
  • 予算と練習頻度で市販品と歯科オーダーメイドを使い分ける

歯型に合わせて成形できるタイプがおすすめ

市販の格闘技用マウスピースの主な成形方式は、お湯で温めた素材を噛んで歯型を写す熱成形タイプ、液状シリコンを流し込んで歯型を取るタイプ、専用トレーをかぶせてあごの力で圧縮する咬合圧成形タイプの3つです。どの方式も、自分の歯並びに沿った形を作れる点が共通しています。

熱成形タイプは、EVA(エチレン酢酸ビニル樹脂。軽くて衝撃を吸収しやすい素材)などをお湯で柔らかくして噛むタイプで、格闘技用として最も一般的です。一方、熱成形が不要なエントリー品は歯への密着度が低く、打撃を受けた瞬間に外れやすいため、格闘技の打撃練習には向きません。

歯型にしっかり沿ったマウスピースは、パンチを受けても口の中で位置が動かず、ラウンド間にセコンドの指示へ答えるときも外れにくくなります。格闘技用マウスピースは、成形できるモデルを基本に選ぶと装着時の違和感を抑えられます。

衝撃を受け止める構造と厚みがあるモデルを選ぶ

格闘技のなかでも打撃系の競技では、厚みのあるマウスピースが基本です。歯科医院の解説では、ボクシングやキックボクシング、MMA向けのマウスピースは厚さ3.8mm以上がひとつの目安とされています。

保護力は厚みに加えて構造でも変わります。硬い外層と柔らかい内層を重ねた多層構造や、衝撃を受け止める樹脂フレーム、歯に密着するジェル層を持つモデルは、受けた力を広い範囲に逃がす設計です。厚みの数値を公表していないメーカーも多いため、格闘技用マウスピースは厚さと構造をセットで確認しましょう。

外層と内層の役割がはっきりしたマウスピースを選ぶと、スパーリングで連打を受けても噛みしめが安定し、口元を気にせず前に出られます。格闘技の練習量が増えるほど、構造の差が装着時の安心感として表れます。

呼吸と会話のしやすさを確認する

スパーリングや試合で息が上がると口で呼吸する場面が増えるため、マウスピースをくわえたままの呼吸のしやすさは動きの質に直結するポイントです。格闘技の練習ではラウンド間にセコンドやトレーナーの指示を受けて短く答える場面もあり、会話のしやすさも見逃せません。

前歯側が分厚いマウスピースは保護力が高い反面、息苦しさを感じやすくなります。通気チャネルを設けたモデルや、薄型でも強度を確保したモデルは呼吸が楽で、装着したままでも会話がしやすいのが特長です。息苦しさが苦手な格闘技初心者は、呼吸のしやすさを公式にうたうマウスピースから試すと装着に慣れやすくなります。

出場する大会のルールに合うカラーを選ぶ

アマチュアボクシングやキックボクシングの大会では、出血と見分けにくい赤やピンクなど赤系のマウスピースを禁止する規定が長く使われてきました。空手の大会では透明タイプが求められる場合もあり、格闘技の種目と大会によってカラーの決まりが異なります。

日本ボクシング連盟は2025年4月1日の改訂で医事ハンドブックの新旧対照表から色に関する文言を削除しましたが、ハンドブック本体には従来の記載が残り、扱いがはっきりしていません。

試合に出る格闘家は、白やクリア、青系のマウスピースを選んでおくと試合前のチェックで差し戻される心配を減らせます。出場が決まった時点で、大会要項のマウスピースに関する規定もあわせて確認しておくと安心です。

予算と練習頻度で市販品と歯科オーダーメイドを使い分ける

市販の格闘技用マウスピースはスポーツ用品店や通販ですぐに購入でき、自宅で成形して当日から使えます。モデルによっては何度も成形し直せるため、フィットが甘いと感じたら自分で調整し直せる点も市販品の強みです。

歯科オーダーメイドのマウスピースは歯科医院で型を取って作るため、フィット感と厚みの調整では市販品より優れています。一方で製作には通院の手間と日数がかかり、費用の負担も市販品より大きくなります。

格闘技を始めたばかりの練習者や週に数回のジム通いなら、市販のマウスピースで十分に対応可能です。試合に出る格闘家や毎日スパーリングをする練習者は、歯科オーダーメイドも選択肢に入れて検討すると良いでしょう。

格闘技におすすめのマウスピース8選

ここでは格闘技におすすめのマウスピースを、ブランド別に紹介します。格闘技ジムで定番の国内ブランドから、総合格闘技の世界で知られる海外ブランドまで、各モデルの成形方式や搭載技術、おすすめの練習者層を解説します。

格闘技用マウスピースは成形方式によって使い始めの手順が変わるため、各モデルのスペック表で成形方式と付属品もあわせて確認してください。熱成形が苦手な人に向くモデルや、薄型で呼吸しやすいモデルも取り上げています。

格闘技の練習や試合で頼れるおすすめのマウスピースは、以下のモデルです。

  • 【ISAMI】TT-21 ジェルマウスピース
  • 【Winning】F-3 マウスピース
  • 【Winning】F-58 マウスピース シリコンタイプ
  • 【Shock Doctor】GEL MAX
  • 【Shock Doctor】GEL MAX POWER
  • 【VENUM】Challenger マウスガード
  • 【SISU】MAX マウスガード
  • 【OPRO】インスタント・カスタムフィット

【ISAMI】TT-21 ジェルマウスピース

【ISAMI】TT-21 ジェルマウスピースの製品画像

項目 内容
ブランド ISAMI
モデル名 TT-21 ジェルマウスピース
成形方式 −
素材 −
厚み −
サイズ展開 大人用/少年用
付属品 ケース付き
主な搭載技術 二層構造(外側は堅く内側は柔らかい)

「TT-21 ジェルマウスピース」は、空手や格闘技の道着、防具を幅広く扱う格闘技用品メーカーISAMI(イサミ)のオリジナルマウスピースです。大人用と少年用の2サイズを用意しており、道場やジムで初めてマウスピースを用意する練習者でも選びやすい構成になっています。

ISAMIの「TT-21」は、外側は堅く、内側は柔らかく成形しやすい二層構造を採用しています。堅い外側で打撃の衝撃を受け止め、柔らかいジェルの内側が歯に沿って形を変えるため、厚みとクッション性を両立したつくりです。衝撃分散フレームのような特殊な構造は持たないため、毎日ハードなスパーリングを重ねる上級者には物足りません。

ISAMIの「TT-21 ジェルマウスピース」は、黒や青、緑、黄の4色と少年用サイズをそろえており、親子で同じ道場に通う家庭でも色違いで使い分けられます。格闘技を始めたばかりの初心者や、ジム用に予備のマウスピースを持っておきたい練習者におすすめです。

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【Winning】F-3 マウスピース

【Winning】F-3 マウスピースの製品画像

項目 内容
ブランド Winning
モデル名 F-3 マウスピース
成形方式 お湯で成形
素材 EVA
厚み −
サイズ展開 ワンサイズ
付属品 −
主な搭載技術 −

「F-3 マウスピース」は、ボクシンググローブをはじめとする格闘技用品を手がける日本のメーカーWinning(ウイニング)の、日本製マウスピースです。格闘技やラグビー、筋力トレーニングでの歯の保護を想定しており、お湯を使って自宅で歯形に合わせられます。

Winningの「F-3」は、EVA素材をお湯で柔らかくしてから噛み、自分の歯形に合わせて成形するシンプルな熱成形タイプです。カラーはクリアのワンサイズ展開で、赤系カラーを禁じる大会でも色の規定を気にせず使えます。多層構造や衝撃フレームを持たない単層のつくりのため、強い打撃を受け続ける試合用には力不足です。

Winningの「F-3 マウスピース」は、ボクシングジムに入会したばかりの初心者や、熱成形タイプの格闘技用マウスピースを初めて試したい練習者におすすめです。クリアカラーで装着しても目立ちにくく、ボクササイズなどフィットネス目的で使う人にも向いています。

【Winning】F-58 マウスピース シリコンタイプ

【Winning】F-58 マウスピース シリコンタイプの製品画像

項目 内容
ブランド Winning
モデル名 F-58 マウスピース シリコンタイプ
成形方式 液状シリコンで歯型取り
素材 シリコン
厚み −
サイズ展開 大人用
付属品 専用ケース付き
主な搭載技術 液状シリコン成形

「F-58 マウスピース シリコンタイプ」は、Winningのラインナップのなかで、お湯で温めて噛む熱成形とは異なる液状シリコンでの型取りを採用した日本製の格闘技用マウスピースです。固まったあとも柔らかさが残るソフトタイプで、専用ケースが付属します。

Winningの「F-58」は、A液とB液の液状シリコンを混ぜてアウトシェル(定形のソフトシリコン製マウスピース)に流し込み、上の歯にかぶせて15分間噛んで歯型を取ります。型取り後は95℃の湯に浸けると短時間で仕上がるため、熱いマウスピースを噛むのが苦手な人でも歯型を取りやすい方式です。

2液の混合と加熱の手間はかかるものの、Winningの「F-58 マウスピース シリコンタイプ」は、熱成形でうまく歯型が合わなかった格闘家や、硬いマウスピースの当たりが苦手な練習者におすすめです。スパーリングが増えてきた中級者が、格闘技用マウスピースのフィットを見直したいときの選択肢にもなります。

【Shock Doctor】GEL MAX

【Shock Doctor】GEL MAXの製品画像

項目 内容
ブランド Shock Doctor
モデル名 GEL MAX
成形方式 −
素材 −
厚み −
サイズ展開 アダルト(13歳以上)
付属品 −
主な搭載技術 トリプルレイヤー構造/ジェルフィットライナー

「GEL MAX」は、米国のスポーツプロテクターブランドShock Doctor(ショックドクター)が、ひとクラス上のフィット感と衝撃吸収性を狙って作ったアドバンスモデルのマウスピースです。国内の格闘技用品店でもボクシングやキックボクシング向けとして広く扱われています。

Shock Doctorの「GEL MAX」は、プロテクト機能とフィット感、快適性を追求したトリプルレイヤー構造を採用しています。樹脂を組み合わせたエクソスケルタルショックフレームが大きな衝撃を受け止め、内側のジェルフィット ライナーが熱成形で歯に密着するため、打撃を受けても口の中でずれにくい設計です。

Shock Doctorの「GEL MAX」は、初めて海外ブランドの本格的なマウスピースを使うキックボクシングやMMAの練習者におすすめです。トリプルレイヤー構造は着用したままでも会話と呼吸がしやすく、ラウンド中の息苦しさが気になる格闘技初心者でも扱えます。ケースは別売のため、保管用のケースもあわせて用意しておくと安心です。

【Shock Doctor】GEL MAX POWER

【Shock Doctor】GEL MAX POWERの製品画像

項目 内容
ブランド Shock Doctor
モデル名 GEL MAX POWER
成形方式 熱成形
素材 EVA(ラテックスフリー)
厚み −
サイズ展開 アダルト(13歳以上)
付属品 −
主な搭載技術 トリプルレイヤー構造/MORA/TRI-バイト

「GEL MAX POWER」は、Shock Doctorが最上級のプロテクト機能を追求したプレミアムモデルで、格闘技やラグビーなど衝撃の大きいコンタクトスポーツに向けたマウスピースです。素材にはラテックスフリーのEVAを使い、お湯で温めて成形する熱成形タイプに仕上げています。

Shock Doctorの「GEL MAX POWER」は、一体的に設計された硬質フレームのモノコックシャーシで歯を覆い、側方からの衝撃も受け止める構造です。格子状のインナーグリッドが耐久性を高め、前歯1か所と奥歯2か所をジェルフィットライナーで構成したTRI-バイトが、フィット感と衝撃吸収性を引き上げています。

下あごを下げて前方に出した位置をキープするMORA(下顎位置矯正機能)も備えており、Shock Doctorの「GEL MAX POWER」はスパーリングの頻度が高い中上級者や、上位グレードのマウスピースへ移りたい格闘家におすすめです。公式が歯科矯正器具との併用を不可としているため、矯正中の練習者には向きません。

【VENUM】Challenger マウスガード

【VENUM】Challenger マウスガードの製品画像

項目 内容
ブランド VENUM
モデル名 Challenger マウスガード
成形方式 熱湯で温めて成形
素材 ジェルタイプのゴム
厚み −
サイズ展開 フリーサイズ
付属品 収納ケース付き
主な搭載技術 Nexfitジェル構造/高密度インナー層

「Challenger マウスガード」は、MMAやムエタイ、柔術のウェアとギアで知られる格闘技ブランドVENUM(ヴェナム)のマウスピースで、日本公式サイトと国内の正規販売店で購入できます。すべてのコンタクトスポーツに対応するフリーサイズのモデルです。

VENUMの「Challenger マウスガード」は、Nexfit ジェル構造が歯に密着して快適な装着感をつくり、内部の高密度ラバー層が衝撃を吸収しながら力を最も強い歯へと分散させます。呼吸をスムーズにする通気チャネルも備えており、CE認証の取得とあわせて、適合規格としてSATRA M33:2011が示されています。

成形は熱湯で温めてから噛んで歯型に合わせる方式で、付属品として衛生的な収納ケースが同梱される仕様です。VENUMの「Challenger マウスガード」は、ウェアやグローブをVENUMでそろえているMMAや柔術、キックボクシングの練習者におすすめです。サイズはフリーサイズのみのため、口の大きさに合わせて格闘技用マウスピースのサイズを選び分けたい人には向きません。

【SISU】MAX マウスガード

【SISU】MAX マウスガードの製品画像

項目 内容
ブランド SISU
モデル名 MAX マウスガード
成形方式 お湯で成形(最大20回再成形)
素材 熱可塑性プラスチック
厚み 2.4mm
サイズ展開 大人用
付属品 専用ケース付き
主な搭載技術 NextGen material

「MAX マウスガード」は、歯科医が開発に携わった米国製マウスガードブランドSISU(シス)のモデルで、MMAや柔術などインパクトの大きいスポーツ向けに設計された格闘技用マウスピースです。日本正規販売店を通じて、国内でもボクシングやキックボクシング向けとして購入できます。

SISUの「MAX マウスガード」は、厚さ2.4mmの薄型ながら、従来のマウスガード素材より50%強く、引張強度が8倍とうたうNextGen materialを採用しています。Diffusixテクノロジーで衝撃を広い範囲に分散させる設計で、お湯を使って最大20回まで成形し直せるのも特長です。

装着したまま話したり、呼吸したり、飲んだりしやすい設計のため、SISUの「MAX マウスガード」は息苦しさが気になる練習者や、組み技の多いMMAや柔術で口元をすっきりさせたい格闘家におすすめです。厚さ3.8mm以上を目安とする打撃中心の練習では薄く感じるため、ボクシングで厚みを最優先する人には向きません。

【OPRO】インスタント・カスタムフィット

【OPRO】インスタント・カスタムフィットの製品画像

項目 内容
ブランド OPRO
モデル名 インスタント・カスタムフィット
成形方式 トレーで咬合圧成形
素材 EVA
厚み −
サイズ展開 大人用
付属品 ケース/フィッティングトレー
主な搭載技術 デュアル・コンプレッション・フィッティングトレー

「インスタント・カスタムフィット」は、1997年に歯科医のAnthony Lovat氏が設立した英国のマウスガードブランドOPRO(オープロ)のモデルで、公式が格闘技やボクシングでの使用を推奨するマウスピースです。UFC公式ライセンスのデザイン版も展開しており、英国の自社工場で製造されています。

OPROの「インスタント・カスタムフィット」は、付属のデュアル・コンプレッション・フィッティングトレーをかぶせて噛み込み、あごの力(咬合圧)でEVA素材を圧縮して歯型に沿わせるインスタント・カスタムフィット方式を採用しています。歯の形に沿ってフィットするため打撃を受けても位置がずれにくく、素材はBPAとラテックスを使っていません。

利用者登録をすると、スポーツ中の事故で歯科治療が必要になった際の治療費等を補償するDental Warrantyも受けられます。OPROの「インスタント・カスタムフィット」は、試合に出る格闘家や毎日スパーリングをする練習者、市販のマウスピースのなかでもフィットを最優先したい人におすすめです。

格闘技用マウスピースを使うときの注意点

格闘技用マウスピースは、正しく成形して手入れをしなければ本来の保護力を発揮できません。使い始めの成形から日々の保管、買い替えのタイミングまで押さえておくことで、格闘技の練習で安心してマウスピースを使い続けられます。

マウスピースを長く安全に使うために気をつけたい注意点は、以下の4ポイントです。

  • 成形は説明書の温度と時間を守る
  • 使用後は洗って専用ケースで保管する
  • すり減りや変形が出たら早めに買い替える
  • 歯列矯正中は歯科医に相談してから使う

成形は説明書の温度と時間を守る

熱成形タイプのマウスピースは、お湯の温度が高すぎたり浸ける時間が長すぎたりすると素材が伸びて変形し、歯に当たる部分が薄くなります。格闘技用マウスピースの成形方法は、お湯で温めて噛む熱成形、液状シリコンでの型取り、トレーでの咬合圧成形とモデルごとに異なり、成形し直せる回数もそろっていません。

初めての成形では、付属の説明書や公式サイトの成形ガイドを確認しながら作業することをおすすめします。成形後に前歯がしっかり収まらない、奥歯で噛むとずれるといった違和感があれば、成形し直せるモデルはやり直して形を整えましょう。

使用後は洗って専用ケースで保管する

練習後のマウスピースには唾液や汚れが付着しているため、水でよく洗い流してから乾かし、通気性のある専用ケースで保管します。濡れたまま密閉した袋に入れると、においやぬめりが残りやすくなります。

格闘技用マウスピースの多くは熱で形を整える素材でできており、高温にさらすと変形する点に注意が必要です。夏場の車内やヒーターの近く、直射日光の当たる場所に置かないことと、熱湯で洗わないことを習慣にすると、成形したフィットを長く保てます。

すり減りや変形が出たら早めに買い替える

マウスピースは噛みしめや打撃のたびに少しずつ摩耗し、変形も重なると、歯へのフィットと保護力が落ちていきます。歯科医院の解説でも、噛みしめ癖や摩耗による変形で保護力が下がるとして、1年ごとの作り替えが目安です。

噛む部分に穴があいた、一部が薄くなった、装着したときにゆるさを感じるといった変化が出たら、使用期間にかかわらず新しい格闘技用マウスピースに交換しましょう。スパーリングの多い格闘家ほど摩耗は早く進むため、ジムのバッグに予備を1個入れておくと交換のタイミングを逃しません。

歯列矯正中は歯科医に相談してから使う

固定式の矯正装置をつけている場合、一般的な格闘技用マウスピースでは装置にうまく沿わず、装置や歯ぐきを傷めるおそれがあります。Shock Doctorの「GEL MAX POWER」も、公式が歯科矯正器具との併用を不可としているマウスピースのひとつです。

日本ボクシング連盟の規定では、固定式の矯正装置をつけた選手に、歯科医師が作成した専用マウスピースの装着と、歯科医師の診断書の提出が求められます。矯正中の練習者は市販品を購入する前にかかりつけの歯科医に相談し、練習や試合で使えるマウスピースを確認しておくことをおすすめします。

まとめ:格闘技用マウスピースで歯を守って思い切り練習しよう

本記事では、格闘技におすすめのマウスピースと、成形方式や保護構造から考える選び方を解説しました。格闘技用マウスピースは歯や口元を保護する防具であると同時に、口元を気にせず打ち合いや組み技に集中するための道具です。

格闘技に対応したマウスピースを選ぶ際は、成形方式と衝撃を受け止める構造、出場する大会のカラー規定の3点を判断軸にすると失敗しません。格闘技を始めたばかりなら成形しやすいモデル、スパーリングや試合が増えてきたら多層構造やフィットに優れたモデルを選ぶと、練習量に合ったマウスピースにたどり着けます。

大会に出る予定がある格闘家は、購入前に大会要項のカラー規定も忘れずに確認しておきましょう。練習頻度に合うおすすめのマウスピースを手に入れて、格闘技の練習に思い切り打ち込んでください。

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この記事を書いた人

学生のころから格闘技に親しみ、これまで複数ブランドのグローブや道着、プロテクターを実際に購入して使い比べてきました。各ギアの機能や素材、選び方の違いを実購入者の目線で整理し、何を基準に選べばいいか迷う方に向けて『マーシャルセレクト』を運営しています。

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