【Booster】格闘技グローブ全モデル比較|全12ラインの違いとおすすめはどれ?

  • Boosterのグローブは種類が多くて、どのモデルを選べばいいかわからない
  • Pro Rangeと一般ラインで、素材やパッドの何が違うのか知りたい
  • 格闘技を始めたばかりでも失敗しないBoosterのグローブはどれ?

「Booster」は1994年創業のベルギー発の格闘技用品メーカーで、ヨーロッパの打撃系トップ選手にも使われてきた老舗のファイトギアブランドです。グローブの中核ラインをタイの職人によるハンドメイドで生産しており、革の質感と手に馴染むフィット感に定評があります

格闘技グローブは自分のレベルや練習内容に合わないモデルを選んでしまうと、手首の固定力や打撃の手応え、練習の集中しやすさにも影響します。技術を着実に積み上げるためにも、グローブは各モデルの性能や特徴の違いを理解して選ぶことが大切です

この記事では、Boosterの特徴や独自テクノロジーをわかりやすく解説し、現行の格闘技グローブを全モデル比較します。用途別のおすすめモデルも紹介しますので、Boosterのグローブが気になっている人はぜひチェックしてください。

タップできる目次

Boosterとはタイ製ハンドメイドにこだわるベルギー発の格闘技ブランド

Boosterは、1994年にベルギーで創業した格闘技用品ブランドです。ヨーロッパに拠点を置きながら、グローブの中核ラインはタイの職人によるハンドメイドで作られています。

打撃系格闘技の道具を、実戦で使い込める品質で供給することがBoosterの立ち位置です。プロが使うPro Rangeから入門者向け、キッズ向けまで、用途と習熟度で階層を分けたラインナップが組まれています。

購入前に押さえておきたいのは、日本国内にBoosterの正規代理店が確認できない点です。日本から手に入れる場合は並行輸入や個人輸入代行が前提になるため、格闘技グローブとしての性能とあわせて入手経路も検討材料になります。

Boosterのブランドコンセプト

Boosterが掲げているのは、打撃系格闘技のトレーニングに必要な道具を、実戦で使い込める品質で届けるという考え方です。見た目のインパクトよりも、毎日の練習に耐えて壊れないことを優先した作りが軸になっています

ラインナップはボクシングとキックボクシング、ムエタイ、MMAを横断して組まれており、グローブだけでもプロ向けのPro Range、一般ラインのBooster Fightgear、キッズが使うユースラインという階層に分かれます。同じブランド内で入門から競技レベルまで乗り換えていけるため、習熟度が上がってもブランドを変えずに済むのが利点です

階層が明確だということは、自分の現在地を決めれば候補が絞れるということです。Boosterのグローブ選びでは、まず自分がどの階層にいるかを決めることが出発点になります

Boosterの歴史・創業背景

Boosterは1994年、ベルギーのWechelderzandeでBooster Budo & Fitnessとして創業しました。創業者はYves Vyvey氏で、当初から格闘技用品を扱う専門店として出発しています。

事業の土台になったのは、タイの老舗ブランドTwins Specialのディストリビューターを務めた時期です。タイの生産現場と関係を築いたことで、自社ブランドBooster Fight Gearを立ち上げたあともタイでのハンドメイド生産を続けられる体制が整いました。ムエタイの本場で作られたグローブをヨーロッパの流通網に乗せるという構図が、Boosterの成り立ちそのものです。

創業から30年以上が経ち、現在ではヨーロッパを代表する格闘技ブランドの一つに数えられます。ベルギー発でありながら製品の中身はタイ製という点が、Boosterのグローブを理解するうえでの前提になります。

Boosterの特徴・強み

Boosterのグローブの強みは、素材の選択肢の広さです。100%カウハイドレザーを使う本革モデルと、動物由来素材を使わないPellisヴィーガンレザーのモデルを両方持っているのは、素材の好みで選び分けられる数少ないブランドの一つです

サイズ展開の幅も特徴で、キッズ向けの4ozからスパーリングで使う18ozまで同じ設計思想のまま用意されており、家族で使い分けることも、練習内容に合わせて複数のオンスを持つこともできます。パッド構造も多層フォームと成形パッドの2系統があり、打撃感の好みで選べます。

一方で、日本国内の正規代理店は確認できませんでした。並行輸入や個人輸入代行での購入が前提になるため、サイズが合わなかったときの交換や保証の条件は、国内正規品を扱うブランドと同じようにはいきません。Boosterの格闘技グローブを検討するなら、この点は性能と同じ重さで考えておく必要があります。

Boosterの関連ブランド

Boosterは自社ブランド以外に、King Pro Boxingを傘下に持っています。さらにタイのFairtexとはFairtex x Boosterという独占パートナーシップを結んでおり、コラボラインの展開もその一つです。

同じ販売元から複数のブランドが出ているため、公式サイトを見ると格闘技グローブのカテゴリにBooster Fightgear、Booster Pro Range、Fairtex x Booster、King Pro Boxingが並びます。ブランド名を確認せずに製品を選ぶと、Boosterのモデルを探していたつもりが別ブランドの製品だったという取り違えが起こりやすい構成です

この記事で比較するのは、Booster単体ブランドのグローブに絞っています。King Pro BoxingやFairtexとのコラボラインは設計思想も価格帯も別物として扱われているため、比較対象からは外しています。

Boosterの機能とテクノロジー

ここで解説するのは、Boosterの格闘技グローブに使われている主要な技術です。素材とパッドの構造、そして手首の固定方式という3つの軸で各モデルの性格が決まるため、モデル比較の前に共通の物差しとして押さえておく内容です。

Boosterの格闘技グローブに搭載されている主なテクノロジーは以下の6つです。

  • マルチレイヤードフォームコア
  • インジェクションモールドパッド
  • Pellisヴィーガンレザー
  • 8cm幅ベルクロクロージャー
  • クイックドライインナーライニング
  • アタッチドサム

マルチレイヤードフォームコア

Boosterのマルチレイヤードフォームコアは、密度の異なるフォームを重ねて1つのパッドに仕上げています。硬い高密度レイヤーと柔らかい低密度レイヤーを組み合わせることで、単層のフォームでは両立しにくい保護性と打撃感を同時に狙っています

拳が当たった瞬間、外側の高密度レイヤーが衝撃の立ち上がりを受け止め、内側の低密度レイヤーが残った力をナックル全体へ広げるのが仕組みです。Boosterがこの多層構造を採用しているのは主にPro Rangeの本革モデルで、パームとリスト側への追加パッドも特徴です。

使い手にとっては、打ち終わりの手応えに違いが出ます。単層のパッドに比べて底付きのような硬い感触が出にくく、サンドバッグやミットを長時間叩く練習をこなすユーザーほど違いを感じ取れます

インジェクションモールドパッド

インジェクションモールドパッドは、フォームを金型に流し込んで成形するパッドです。層を貼り合わせる方式と違い、グローブの形そのものを型で出すため、個体差の少ない均一な仕上がりになります

Boosterはこの方式をBFG THUNDER SERIESやBangkok Series、ユースのBG Youth Elite V2に採用しています。成形されたパッドは繰り返しの打撃を受けても形が崩れにくく、使い込んだときにナックル部だけがへこむといった偏った変形が起きにくいのが特性です

形が保たれるということは、打点の感覚が長く変わらないということでもあります。決められた形状が求められるアマチュア競技や、成長に合わせて何度も買い替えたくないジュニアのグローブと相性の良い構造です

Pellisヴィーガンレザー

Pellisは、BoosterのVXシリーズに使われる動物由来素材を含まない高品質ナッパレザーです。ヴィーガン素材と聞いて連想されがちな安価な合成皮革とは狙いが異なり、本革の代替として開発された素材になります。

見た目と手触りは本革と見分けがつきにくく、公式では引張強度と破裂耐性、表面の摩耗耐性のいずれも従来のレザーを上回るとされています。手入れは通常の合成皮革用のケアで済むため、革専用のクリームやオイルを用意する必要がありません。

革製品を避けたいユーザーにとって、Pellisは性能を落とさずに選べる現実的な選択肢です。本革の手入れを負担に感じている人や、汗をかいた後のケアを簡単に済ませたい人にも、Boosterのヴィーガンラインは検討する価値があります。

8cm幅ベルクロクロージャー

Boosterの8cm幅ベルクロクロージャーは、BGL V9とBGL 1 V3が採用する幅広の手首ストラップです。細いストラップが1点で締め上げるのに対して、幅のある面で手首をまとめて押さえます。

面で固定することで締め付けが分散し、パンチの衝撃で手首が反り返る動きを抑えられます。一般ラインのBangkok SeriesやCUBE GLOVEが7cm幅を採用しているのに対し、Pro Rangeでは1cm広い8cm幅として固定力に振っている構成です。

上位のPRO BGL V10では、さらにダブルフック&ループ方式を採り、ベルクロでありながらレースアップグローブに近い締め心地を狙っています。ハードな練習で手首の安定を優先したいなら、Boosterのグローブはクロージャー方式が重要な判断材料になります

クイックドライインナーライニング

クイックドライインナーライニングは、グローブ内部の汗を吸って素早く逃がす内装素材です。Boosterは本革のPro Rangeから合成皮革の一般ラインまで、幅広いモデルにこの内装を採用しています。

格闘技のグローブは中が乾かないまま次の練習を迎えると、においの原因になるだけでなく、内装やパッドの劣化も早まります。速乾性のライニングは、湿気がグローブの中に留まる時間を短くする役割を持つパーツです。

CUBE GLOVEのパーム部エアホールやBangkok Seriesのベンチレーテッドパームと組み合わさると、乾燥の速さはさらに上がります。週に何度もジムへ通うユーザーほど、Boosterのグローブを選ぶうえで見逃せない要素です

アタッチドサム

アタッチドサムは、親指を本体に縫い付けて一体化させる構造です。Boosterはプロ向けのPro Rangeからキッズ向けのCombat Series BGまで、ほぼ全ラインでこの方式を採っています。

親指が独立していると、打撃の角度によって親指だけが外へ開く動きが出ます。縫い付けて固定しておけば握り込んだ形が崩れにくく、拳の面で当てる感覚をつかみやすいのが利点です

効果がわかりやすいのは、フォームがまだ固まっていない入門者と、力の加減が難しい子どもです。Boosterはエントリーラインにもアタッチドサムを外さず採用しており、格闘技グローブとしての基本的な作りを優先しています

Boosterのグローブ全種類の違いを比較

Boosterの格闘技グローブは、本革を使うPro Rangeから合成皮革の一般ライン、子ども向けのユースラインまで、用途と習熟度で階層が分かれています。同じブランドでも素材とパッドの構造が変われば打撃の手応えも耐久性も変わるため、まずは横並びで違いを確認するのが近道です

比較表には、アウター素材とパッド構造、クロージャー、オンス展開、対象レベルの5項目を並べました。並び順はPro Rangeの上位モデルから始まり、一般ライン、ユースラインと続き、表のあとに各モデルの詳細を紹介します。

スクロールできます
モデル名 アウター素材 パッド構造 クロージャー オンス展開 対象レベル
PRO BGL V10 100%カウハイドレザー マルチレイヤードフォーム ダブルフック&ループベルクロ 12〜16oz 競技志向〜プロ
BGL V9 100%カウハイドレザー 高密度/低密度フォームコア 8cm幅ベルクロ 10〜16oz 中級者〜プロ
BGL 1 V3 100%カウハイドレザー 高密度/低密度フォームコア 8cm幅ベルクロ 10〜18oz 中級者〜プロ
PRO BGL VX Pellisヴィーガンレザー マルチレイヤードフォーム ベルクロ(レースアップ調) 10〜16oz 中級者〜プロ
BFG THUNDER SERIES プレミアムカウハイドレザー インジェクションモールドパッド 10〜16oz アマチュア競技〜上級
Bangkok Series 合成皮革 インジェクションモールドパッド 7cm幅ベルクロ 10〜16oz 初級〜上級
JUST FIGHT 合成皮革 マルチレイヤードフォーム 7cm幅ベルクロ 10〜16oz 初級〜上級
CUBE GLOVE 合成皮革 マルチレイヤードフォーム 7cm幅ベルクロ 10〜16oz 初級〜中級
BFG ALPHA 合成皮革 マルチレイヤードフォーム パデッドベルクロ 4〜16oz 入門(スパーリング非対応)
BT STARTER 合成皮革 マルチレイヤードフォーム ラップアラウンドベルクロ 10〜16oz 入門(スパーリング非対応)
BG Youth Elite V2 合成皮革 インジェクションモールドパッド ラップアラウンドベルクロ 6〜10oz ジュニア(競技志向)
Combat Series BG PU マルチレイヤードフォーム ストロングベルクロ 4〜10oz ジュニア(入門)

PRO BGL V10

PRO BGL V10の製品画像

項目 内容
モデル名 PRO BGL V10
アウター素材 100%カウハイドレザー
パッド構造 マルチレイヤードフォーム
オンス展開 12〜16oz
想定用途 ボクシング/キックボクシング/ムエタイ/MMAの日常トレーニング〜プロレベル

「PRO BGL V10」は、BoosterのPro Rangeで最上位に置かれるフラッグシップの格闘技グローブです。ボクシングからキックボクシング、ムエタイ、MMAまで種目を問わず、毎日の練習に耐える耐久性を掲げて作られています

アウターには100%カウハイドレザーを使い、マルチレイヤードフォームのパッドにパームとリストの追加パッドを重ねています。特徴的なのはダブルフック&ループのベルクロで、レースアップグローブに近い締め心地をベルクロで再現する狙いがある構造です。

オンス展開は12〜16ozの3サイズで、実戦的なスパーリングやミット打ちを日常的にこなす競技志向のユーザーにおすすめできます。手首をしっかり固めて振り抜きたい人ほど、Boosterの中でも「PRO BGL V10」の装着感が生きるモデルです

BGL V9

BGL V9の製品画像

項目 内容
モデル名 BGL V9
アウター素材 100%カウハイドレザー
パッド構造 高密度/低密度フォームコア
オンス展開 10〜16oz
想定用途 スパーリング/ミット/サンドバッグ

「BGL V9」は、BoosterのPro Rangeの主力として耐久性と保護性能を高い水準でまとめた格闘技グローブです。タイの職人によるハンドメイドで、100%カウハイドレザーの作り込みが評価されてきました。

パッドは高密度と低密度のフォームを重ねたマルチレイヤードフォームコアで、硬い層が衝撃を受け止め、柔らかい層が力を逃がします。手首は8cm幅のベルクロで面として押さえ、パームとリストの増量パッドとダブルステッチが日々の使用に耐える強度を支えます。クイックドライインナーライニングとアタッチドサムも装備済みです。

10〜16ozまで揃うため、スパーリングもミットもサンドバッグも1組でこなしたい中級者以上におすすめのモデルです。公式のカラー展開は5配色あり、同じ性能のまま見た目を選べます。

BGL 1 V3

BGL 1 V3の製品画像

項目 内容
モデル名 BGL 1 V3
アウター素材 100%カウハイドレザー
パッド構造 高密度/低密度フォームコア
オンス展開 10〜18oz
想定用途 ハードなトレーニングとスパーリング

「BGL 1 V3」は、Boosterの本革グローブの定番として長く支持されてきたベンチマーク的な存在です。ハードなトレーニングとスパーリングを想定した設計で、V3シリーズの中核を担っています。

100%プレミアムカウハイドレザーのアウターに、高密度と低密度を重ねたマルチレイヤードフォームコアを組み合わせ、8cm幅ベルクロで手首を固定します。パームの増量パッドと補強されたダブルステッチにより、サンドバッグを打ち込み続ける練習でも縫製が先に傷みにくい作りです。同じV3仕様のカラーとして「PRO BGL V3 dark side」も併売されています。

オンス展開は10〜18ozと、掲載モデルの中で最も幅広いレンジです。18ozを選べる点は、大柄なユーザーやスパーリング相手の安全を優先したい人にとって「BGL 1 V3」を選ぶ理由になります。

PRO BGL VX

PRO BGL VXの製品画像

項目 内容
モデル名 PRO BGL VX
アウター素材 Pellisヴィーガンレザー
パッド構造 マルチレイヤードフォーム
オンス展開 10〜16oz
想定用途 デイリートレーニング〜プロユース

「PRO BGL VX」は、動物由来素材を一切使わないヴィーガングローブとして展開されるBoosterのシリーズです。タイの主要ジムでのテストを経ており、素材を替えても実戦での性能を落とさない方向性を掲げています

アウターはPellisと呼ばれる高品質ヴィーガンナッパレザーで、見た目や質感は本革と見分けがつきにくい仕上がりです。公式では引張強度と破裂耐性、表面摩耗のいずれでも従来のレザーを上回るとされ、内部はマルチレイヤードフォームが保護性能を確保しています

サイズは10〜16ozから選べます。革製品を使いたくない人や、本革特有の手入れの手間を減らしたい人におすすめできる格闘技グローブで、Boosterのラインナップの中では性能と素材のこだわりを両立させたい層に向いた一本です

BFG THUNDER SERIES

BFG THUNDER SERIESの製品画像

項目 内容
モデル名 BFG THUNDER SERIES
アウター素材 プレミアムカウハイドレザー
パッド構造 インジェクションモールドパッド
オンス展開 10〜16oz
想定用途 アマチュアボクシングの練習と試合

「BFG THUNDER SERIES」は、アマチュアボクシングの練習と試合を明確なターゲットに据えたBoosterのモデルです。公式にAmateur boxing approvedと表記されている点が、他のラインとの決定的な違いになります

プレミアムカウハイドレザーのシェルに、高衝撃に対応するインジェクションモールドパッドを組み合わせ、エルゴノミックなフィットで手首まわりを支えます。金型で成形されたパッドは形状が崩れにくく、決められた形状が求められる競技用途と噛み合う構造です

10〜16ozのオンス展開で、アマチュア競技を視野に入れてトレーニングを積む人におすすめの格闘技グローブです。ただし日本国内の競技団体で使用が認められるかは団体ごとの規定によるため、出場予定の大会要項を事前に確認しておく必要があります

Bangkok Series

Bangkok Seriesの製品画像

項目 内容
モデル名 Bangkok Series
アウター素材 合成皮革
パッド構造 インジェクションモールドパッド
オンス展開 10〜16oz
想定用途 初級〜上級まで幅広いトレーニング

「Bangkok Series」は、BoosterのFightgearライン、つまり一般ラインの中心に置かれるシリーズです。性能と保護、デザイン性のバランスを取り、初級から上級まで幅広い層をカバーします

合成皮革のアウターにインジェクションモールドフォームを組み合わせ、7cm幅のラップアラウンドベルクロで手首を巻き込むように固定します。内装はクイックドライインナーライニング、パーム側はベンチレーテッドパームで、汗をかく季節でも内部が乾きやすい構成です

10〜16ozまで用意され、本革ほど気を遣わずに扱える素材で練習量をこなしたい人におすすめです。公式では6配色が展開されており、Boosterのグローブをカラーから選びたい人にも候補になります。

JUST FIGHT

JUST FIGHTの製品画像

項目 内容
モデル名 JUST FIGHT
アウター素材 合成皮革
パッド構造 マルチレイヤードフォーム
オンス展開 10〜16oz
想定用途 初級〜上級のデイリートレーニング

「JUST FIGHT」は、ロゴを最小限に抑えたミニマルデザインを打ち出したBoosterの格闘技グローブです。派手なアートワークを好まないユーザーに向けて、装飾を削ぎ落とした見た目でまとめられています。

素材は耐久性の高いプレミアム合成皮革で、内部はマルチレイヤーフォームが衝撃を吸収します。合成皮革のため汗や汚れを拭き取りやすく、練習後の手入れが短時間で済む点も「JUST FIGHT」の訴求点です

オンス展開は10〜16ozで、初心者から経験者まで習熟度を問わず使える汎用モデルという性格です。ジムで毎日使う1組を、見た目を主張せずに選びたい人におすすめします。

CUBE GLOVE

CUBE GLOVEの製品画像

項目 内容
モデル名 CUBE GLOVE
アウター素材 合成皮革
パッド構造 マルチレイヤードフォーム
オンス展開 10〜16oz
想定用途 初心者〜中級者のトレーニングとスパーリング

「CUBE GLOVE」は、トレーニングとスパーリングの両方をカバーする、フィット感と快適性を前面に出したBoosterのモデルです。初心者から中級者を主な対象にしています。

高品質合成皮革とマルチレイヤードフォームパッドの組み合わせに、クイックドライインナーライニングとパーム部のエアホールを加え、グローブ内部の湿気を抜けやすくしています。7cm幅のラップアラウンドベルクロなので、装着ごとの締め具合の微調整が可能です。

選べるオンスは10〜16ozです。蒸れやにおいが気になりやすい人や、練習の頻度が高くグローブを早く乾かしたい人におすすめの1組で、Boosterの一般ラインの中では快適性に振ったモデルにあたります

BFG ALPHA

BFG ALPHAの製品画像

項目 内容
モデル名 BFG ALPHA
アウター素材 合成皮革
パッド構造 マルチレイヤードフォーム
オンス展開 4〜16oz
想定用途 入門者の基礎練習とサンドバッグ(スパーリング非対応)

「BFG ALPHA」は、これから格闘技を始める入門者に照準を合わせたBoosterのエントリーモデルです。ボクシングやキックボクシング、ムエタイ、MMAといった打撃系全般の基礎練習に使える汎用性が持ち味になります

耐摩耗性の高い合成皮革のアウターにマルチレイヤードフォームを組み合わせ、パッド入りベルクロで手首を支えます。親指を本体に縫い付けたアタッチドサム構造のため、握り込みの形をまだ覚えていない段階でも親指が開きすぎにくい設計です

4〜16ozという幅広いオンス展開で、基礎技術の反復やサンドバッグ、ライトドリルを中心に取り組む人におすすめです。ただしBoosterは「BFG ALPHA」をフルコンタクトのスパーリング向けではないと公式に明記しているため、スパーリングまで想定するなら本革の上位ラインを選ぶ必要があります。

BT STARTER

BT STARTERの製品画像

項目 内容
モデル名 BT STARTER
アウター素材 合成皮革
パッド構造 マルチレイヤードフォーム
オンス展開 10〜16oz
想定用途 初心者の基礎トレーニング(スパーリング非対応)

「BT STARTER」は、格闘技を始めた人が最初の1組として選ぶことを想定した、Boosterのオールラウンドな入門グローブです。扱いやすさを優先し、複雑な機構を持たないシンプルな作りでまとめられています

高品質合成皮革のアウターとマルチレイヤードフォームの組み合わせに、ラップアラウンドベルクロを合わせた構成です。ストラップは片手でも締め直しやすく、アタッチドサムで親指も本体に固定されるため、フォームが固まっていない段階でも手元が安定します

オンスは10〜16ozから選べます。まずはミット打ちやサンドバッグでフォームを固めたい人におすすめですが、公式にNot for sparringと明記されているため、スパーリングを行う予定があるならBoosterの上位ラインに目を向けるべきモデルです

BG Youth Elite V2

BG Youth Elite V2の製品画像

項目 内容
モデル名 BG Youth Elite V2
アウター素材 合成皮革
パッド構造 インジェクションモールドパッド
オンス展開 6〜10oz
想定用途 ジュニアの本格的なトレーニングとスパーリング

「BG Youth Elite V2」は、Boosterのジュニア向けラインの上位に位置づけられる格闘技グローブです。本格的に競技へ取り組む子どもを対象に、大人向け上位ラインに近い保護性能をユースサイズへ落とし込んでいます

パッドはインジェクションモールド方式で、成形品ならではの形状安定性が長く保たれます。子どもの手の形に合わせたユース専用のエルゴノミックフィット、高品質合成皮革のアウター、ラップアラウンドベルクロ、手首の追加パッドと、大人用と同じ考え方で仕上げられた構成です。

6〜10ozの3サイズ展開で、ジムでの練習に加えてスパーリングにも取り組む小中学生におすすめできるモデルです。ユースラインの中では、競技を続ける前提で選びたい子ども向けの選択肢にあたります。

Combat Series BG

Combat Series BGの製品画像

項目 内容
モデル名 Combat Series BG
アウター素材 PU
パッド構造 マルチレイヤードフォーム
オンス展開 4〜10oz
想定用途 格闘技を始めたばかりのキッズのトレーニング

「Combat Series BG」は、格闘技を始めたばかりのキッズに向けたBoosterのユース入門モデルです。雷をモチーフにしたグラフィックなど、子どもが自分から手に取りたくなるデザイン性も持たせています

アウターシェルには耐久性の高いPU素材を使い、内部にはマルチレイヤードフォームパッドを収めています。強力なベルクロクロージャーとアタッチドサム、ユース専用のフィッティングにより、力加減がまだ定まらない年代でも手元がぶれにくい構成です

オンス展開は4〜10ozと、掲載モデルの中で最も小さいサイズから用意されています。手の小さい低年齢の子どもにも合わせやすく、キッズが初めて使うBoosterのグローブとしておすすめです

まとめ

この記事では、Boosterというブランドの成り立ちと生産体制、グローブを支えるテクノロジー、そして現行の格闘技グローブ全モデルの違いを解説しました。ベルギー発でありながらタイのハンドメイドを軸に、本革のPro Rangeから合成皮革の一般ライン、ユースラインまで階層が明確に分かれているのがBoosterの特徴です

選び方の指針としては、スパーリングまで想定するなら本革の「PRO BGL V10」や「BGL V9」「BGL 1 V3」、動物由来素材を避けたいなら「PRO BGL VX」が候補になります。アマチュア競技を視野に入れるなら「BFG THUNDER SERIES」、まず基礎練習から始めるなら「BFG ALPHA」や「BT STARTER」、子ども用なら「BG Youth Elite V2」か「Combat Series BG」がおすすめです。

注意したいのは、日本国内でBoosterの正規代理店が確認できず、購入は並行輸入や個人輸入代行が前提になる点です。サイズ交換や返品の条件が国内正規品と異なる場合があるため、オンス選びと販売店の条件は注文前に確認しておく必要があります。Boosterの格闘技グローブ選びの参考になれば嬉しいです。

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この記事を書いた人

学生のころから格闘技に親しみ、これまで複数ブランドのグローブや道着、プロテクターを実際に購入して使い比べてきました。各ギアの機能や素材、選び方の違いを実購入者の目線で整理し、何を基準に選べばいいか迷う方に向けて『マーシャルセレクト』を運営しています。

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