【2026最新】ムエタイ向け格闘技グローブおすすめ9選|ブランド別比較

  • ムエタイにおすすめの格闘技グローブはどれを選べばいい?
  • ブランドごとにオンスや留め具の違いがわからない
  • 練習用と試合用でグローブを分けるべきか知りたい

ムエタイとは、パンチとキックに加えて肘打ち・膝蹴り・首相撲(クリンチ)まで許される、タイ発祥の立ち技格闘技です。拳を打ち出すだけでなく、腕でブロックし、相手の首を掴んで崩す動作までグローブが担うため、ボクシング用とは求められる性格が変わります。

ムエタイに合わない格闘技グローブを選ぶと、掴み合いで縫製やマジックテープが早く傷み、ガードのたびに手首がぐらつく状態になります。ムエタイのスキルを100%引き出し上達を早めるためには、オンスと留め具の違いを理解し、練習内容に合う格闘技グローブを選ぶことが重要です。

この記事では、ムエタイにおすすめの格闘技グローブの選び方と、ブランド別のおすすめモデルを紹介します。日本国内で新品が手に入る現行モデルだけを取り上げているので、1足目を探している初心者も、買い替えを検討している経験者も参考にしてください。

タップできる目次

ムエタイにおすすめの格闘技グローブの特徴

ムエタイ用の格闘技グローブは、拳を打ち出す道具であると同時に、防具であり、相手を掴むための手そのものになります。パンチ、肘や膝への対処、首相撲という3つの動作が同じ1足の上で同居する点が、ほかの打撃系競技との大きな違いです。

ボクシング用グローブは拳を強く固めて打つことに最適化されており、コンパートメントが厚く、手のひらが開きにくい形状のモデルが多く見られます。ムエタイでは相手の首や腕を掴む場面が繰り返されるため、拳を握り込める柔軟性と、掴んだときに縫い目へかかる力に耐える耐久性の両方が必要になります。

合わない格闘技グローブを使い続けると、クリンチのたびに手のひら側が突っ張り、ガードで腕を上げたときに前腕がむき出しになる状態です。練習の質と続けやすさに直結する部分なので、ムエタイの動きに噛み合った1足を最初に選んでおく価値は大きいと言えます。

ムエタイ向けの格闘技グローブを選ぶときに押さえておきたいポイントは以下の5つです。

  • 首相撲でも握りやすいコンパクトなグローブがおすすめ
  • 素材は耐久性の高い本革がおすすめ
  • 手首をしっかり固定できる留め具を選ぶ
  • 練習は14〜16オンス、試合は軽量オンスで使い分ける
  • 前腕まで覆うカフ長でガード時の保護力を上げる

首相撲でも握りやすいコンパクトなグローブがおすすめ

ムエタイの練習では、相手の首や上腕を掴んで引き崩す首相撲が日常的に登場します。拳の入る空間が広すぎる格闘技グローブは、掴んだ瞬間に内部で手が泳ぎ、指先に力が伝わりません。

判断基準になるのは、拳を握り込んだときにグローブの外形が素直に曲がるかどうかです。パッドが分厚くボックス型に固められたモデルは、パンチの保護力では有利な反面、手のひらを閉じる動作に抵抗が出ます。ムエタイ向けには、拳の形に沿って成形されたコンパクトなプロファイルのモデルが扱いやすくなります。

握り込める格闘技グローブを選んでおくと、クリンチの押し引きで拳の形が崩れず、離れ際のパンチにもすぐ移行できるのが利点です。掴みの多い練習ほど差が出る部分です。

素材は耐久性の高い本革がおすすめ

格闘技グローブの素材は、大きく本革(牛革)、合成皮革、マイクロファイバーの3系統に分かれます。ムエタイは汗の量が多く、組んだ状態での擦れも加わるため、表面の耐摩耗性と縫製の保持力が寿命を決めます。

本革は繊維が密で、引っ張りや擦れに強く、使い込むほど拳の形になじむ素材です。一方で水分を吸うため、汗を含んだまま放置すると硬化やにおいの原因になり、乾燥管理の手間は増えます。マイクロファイバーは本革に近い質感を持ちながら軽く、乾きが早いという性格で、練習量の多い人が扱いやすい素材です。

まず練習を始めてみたいという段階であれば、合成皮革でも十分に役目を果たします。ただし週3回以上のペースでミットやスパーをこなすなら、本革か高耐久のマイクロファイバーを選んだほうが買い替えの間隔は長くなります。

手首をしっかり固定できる留め具を選ぶ

留め具はマジックテープ(ベロクロ)とひも式(レースアップ)の2種類が主流で、フィットの精度と扱いやすさが逆の関係です。マジックテープは片手で締められるため、一人でジムに通う練習者や、練習中に何度も着脱する人に向いています。

ひも式は手首から甲にかけて全体を均等に締め上げられ、密着度でマジックテープを上回ります。ムエタイの試合や興行でひも式が採用されるのは、拳と手首を一体化させた状態を長時間保てるためです。締めるときに人手が必要になる点だけが難点になります。

ムエタイでは腕でのブロックや掴み合いで手首に横方向の力がかかるので、固定力の差がそのまま安心感の差になります。試合出場が視野にあるならひも式、練習主体ならマジックテープという住み分けが現実的です。

練習は14〜16オンス、試合は軽量オンスで使い分ける

オンスはグローブの重量を表す単位で、数字が大きいほどパッドが厚く重くなります。対人スパーリングは14〜16オンス、ミットやサンドバッグは10〜14オンス、試合は階級規定に沿った軽量域という使い分けが一般的です。

女性や体重の軽い選手は14オンス、体格の大きい選手は16オンス以上を選ぶとバランスが取れます。軽いオンスは拳の速度が出て打撃感がはっきりする反面、パッドが薄いぶん拳の負担が増えるため、長時間の反復練習には向きません。

1足で練習と試合を兼用しようとすると、パッドの消耗が早まるうえ、対人練習での保護力も足りなくなります。ムエタイの格闘技グローブは、練習用と試合用で役割を分けて考えるのが基本です。

前腕まで覆うカフ長でガード時の保護力を上げる

カフとは、手首から前腕にかけてを覆うグローブの袖部分を指します。ムエタイは相手の蹴りや肘を腕でブロックする場面が多く、カフが長いモデルほど衝撃を受け止める面積が広くなります。

ロー気味の蹴りを腕で受けたとき、カフが短いと保護のない前腕に直接当たる形です。防御の比率が高い練習をするなら、カフ長は無視できない選定項目です。

ただしカフを長くすると手首の可動域は狭くなり、パンチの軌道やクリンチの細かい操作に影響が出ます。試合用のコンパクトなモデルはカフが短めに設計されているので、用途との兼ね合いで判断すると良いでしょう。

ムエタイにおすすめの格闘技グローブ9選

ここではムエタイにおすすめの格闘技グローブを、ブランド別に紹介します。各モデルの素材・留め具・オンス展開といった仕様と、ムエタイのどの練習で力を発揮するか、どんな人におすすめかを解説します。

掲載しているのは、いずれも日本国内で新品の現行品として入手できるモデルです。入門向けの練習用から試合用のひも式まで幅広く並べているので、自分の練習スタイルに近いところから読み進めてください。

ムエタイにおすすめの格闘技グローブは以下のモデルです。

  • 【BULL TERRIER】ボクシンググローブ トレイナメント3.0
  • 【マーシャルワールド】DONKAIDEE ドークカイディー ひもタイプ [BGDK1]
  • 【VENUM】Giant 3.0 ボクシンググローブ
  • 【WINDY】試合用グローブ(ひも式) [BGL]
  • 【FAIRTEX】BGV14
  • 【FAIRTEX】BGV16
  • 【ISAMI】スパーリンググローブ(ソフトタイプ)
  • 【TWINS SPECIAL】スパーリンググローブ [BGVL3]
  • 【Hayabusa】T3 ボクシンググローブ

【BULL TERRIER】ボクシンググローブ トレイナメント3.0

【BULL TERRIER】ボクシンググローブ トレイナメント3.0の製品画像

項目 内容
ブランド BULL TERRIER
モデル名 ボクシンググローブ トレイナメント3.0
オンス展開 16オンス
素材 シンテックレザー
留め具 マジックテープ
生産国 −
想定用途 打撃トレーニング全般

「ボクシンググローブ トレイナメント3.0」は、ブラジリアン柔術や総合格闘技の専門店が自社で展開する国内ブランド、BULL TERRIERの打撃練習向けラインです。日常の練習をひととおりまかなえる装備を用意するという設計思想で作られており、ムエタイを始めたばかりの段階から使える格闘技グローブになっています。

素材には「シンテックレザー」を採用し、打撃面は「3層構造のラテックスハンドモールド」で成形されています。硬さの異なる層を重ねることで、サンドバッグを連続して打っても衝撃が拳の一点に集中しません。手首は「ベロクロ仕様」で、一人でも素早く締め直せるため、クリンチとパンチを交互に繰り返すムエタイの反復練習でテンポが途切れないのも利点です。

展開は16オンスのみで、対人スパーリングやミット打ちを安全側に振った設定になっています。これからムエタイジムに通い始める初心者や、週1〜2回のペースで練習する社会人が最初の1足として選ぶ格闘技グローブにおすすめです。ジムでの練習をまず一巡してみたい人にも向いています。

【マーシャルワールド】DONKAIDEE ドークカイディー ひもタイプ [BGDK1]

【マーシャルワールド】DONKAIDEE ドークカイディー ひもタイプ [BGDK1]の製品画像

項目 内容
ブランド マーシャルワールド
モデル名 DONKAIDEE ドークカイディー ひもタイプ [BGDK1]
オンス展開 6/8/10オンス
素材 本革
留め具 ひも式
生産国 −
想定用途 試合用(NJKF等採用)

「DONKAIDEE ドークカイディー ひもタイプ [BGDK1]」は、国内の総合格闘技用品メーカーであるマーシャルワールドが取り扱うタイ系ブランドのモデルです。NJKFやREBELSをはじめとする団体の試合用グローブに採用されており、リング上での使用実績がそのまま性格を表しています。

素材は公式表記で「本革」、留め具は「ひも式」で、オンス展開は6/8/10オンスと試合を想定した軽量域に絞った構成です。甲から手首までをひもで均等に締め上げるため、拳がタイトにまとまり、打ち終わりでも手首がまっすぐ保たれます。パッドが薄い軽量オンスでも拳の形が崩れにくく、ムエタイの試合で求められる打撃感の鋭さを保てる構成です。

試合出場を視野に入れているアマチュア選手や、セコンドにひもを締めてもらえる環境があるムエタイ実践者におすすめの格闘技グローブです。練習用とは別に、試合とその直前のスパーリング用として用意しておく使い方が現実的でしょう。

【VENUM】Giant 3.0 ボクシンググローブ

【VENUM】Giant 3.0 ボクシンググローブの製品画像

項目 内容
ブランド VENUM
モデル名 Giant 3.0 ボクシンググローブ
オンス展開 10オンス
素材 ナッパレザー100%
留め具 マジックテープ
生産国 タイ
想定用途 トレーニング・スパー

「Giant 3.0 ボクシンググローブ」は、ムエタイの本場であるタイで製造を続けるファイトギアブランド、VENUMの定番ラインです。Giantシリーズはブランドの看板にあたる位置づけで、格闘技グローブとしての基本性能とデザイン性を両立させています。

素材は「ナッパレザー100%」、内部には「4層構造の高密度フォームパッド」が入り、内側には「防水ライニング」が施されています。汗がパッドの芯まで染み込みにくいため、湿気の多い季節に練習を重ねても型崩れが進みにくい構造です。タイ製のハンドメイドで縫い上げられたコンパートメントは拳の形に沿ってなじみ、首相撲で手を開いたあとも握り直しがスムーズに決まります。

汗をかく量の多いムエタイのミット練習やスパーリングを中心に、1足を長く使いたい人におすすめのモデルです。ジムでの見た目にもこだわりたい人や、デザインと耐久性のどちらも譲りたくない練習者に向いています。

【WINDY】試合用グローブ(ひも式) [BGL]

【WINDY】試合用グローブ(ひも式) [BGL]の製品画像

項目 内容
ブランド WINDY
モデル名 試合用グローブ(ひも式) [BGL]
オンス展開 8/10/12/14/16オンス
素材 本革
留め具 ひも式
生産国 −
想定用途 試合用

「試合用グローブ(ひも式) [BGL]」は、タイのムエタイ用品を長年手がけてきた老舗ブランドWINDYの試合用ラインで、日本国内ではマーシャルワールドジャパンが取り扱っています。現地の競技シーンで培われた設計を、正規流通で入手できる格闘技グローブです。

公式仕様は「本革」と「ひも式」で、オンス展開は8/10/12/14/16オンスと試合用としては珍しく幅が広く取られています。ひも式ならではの締め付け精度を保ったまま、14〜16オンスの練習用オンスまでカバーできるため、試合と同じ感覚でスパーリングを積める点がムエタイ向きです。本革のため使い込むほど拳になじみ、締め上げたときの一体感が増していきます。

試合を控えている選手や、ジムで指導者やトレーニングパートナーにひもを締めてもらえる人におすすめの格闘技グローブです。タイ現地の質感を求めるムエタイ愛好者にも選ぶ理由があります。なお受注発注品のため、必要な時期から余裕を持って手配しておくと安心です。

【FAIRTEX】BGV14

【FAIRTEX】BGV14の製品画像

項目 内容
ブランド FAIRTEX
モデル名 BGV14
オンス展開 8/10/12/14/16オンス
素材 マイクロファイバー
留め具 マジックテープ
生産国 タイ
想定用途 ボクシング/ムエタイ兼用

「BGV14」は、タイを代表するファイトギアブランドFAIRTEXの中でも、世界的に流通量の多い定番トレーニングモデルです。公式では「Microfiber Gloves」の名称で展開され、ボクシングとムエタイを兼ねる万能トレーニンググローブとして位置づけられています。

素材の「プレミアムマイクロファイバー」は本革に近い質感を持ちながら軽く、汗を吸い込みにくい性格の素材です。練習後の乾きが早いので、連日ジムに通う人でも内部に湿気を溜め込まずに済みます。タイ製のハンドメイドで仕上げられたコンパートメントは拳の握り込みを妨げず、首相撲から離れ際のパンチへ移る動きが軽快になります。

8〜16オンスまで揃うため、ミット打ちからスパーリングまで用途に合わせて選べるのも扱いやすい点です。練習量が多い人、汗を多くかく人、手入れの手間を抑えたい人におすすめの格闘技グローブと言えるでしょう。

【FAIRTEX】BGV16

【FAIRTEX】BGV16の製品画像

項目 内容
ブランド FAIRTEX
モデル名 BGV16
オンス展開 8/10/12/14/16オンス
素材 本革
留め具 マジックテープ
生産国 タイ
想定用途 競技用(コンパクト設計)

「BGV16」は、同じFAIRTEXのラインナップの中で、コンパクトなグローブコンパートメントと短めのカフを採用した本革モデルです。公式名称は「Real Leather Boxing Gloves」で、競技志向の設計を前面に出した格闘技グローブになっています。

「本革」をタイ製のハンドメイドで縫い上げた本体は、余分な容量を削ぎ落としたコンパクト設計で、拳を握り込んだときの一体感が高いのが特徴です。手の小さい人が使ってもグローブ内部で手が泳ぎにくく、首相撲で相手の首を掴む場面でも指先まで力が伝わります。カフが短いぶん手首の可動域が残るため、ガードから打撃への切り替えも滑らかです。

一方でカフが短い設計は、前腕を覆う面積という点では長いモデルに譲ります。手が小さめの人や女性、クリンチ練習の比率が高いムエタイ実践者におすすめのモデルです。

【ISAMI】スパーリンググローブ(ソフトタイプ)

【ISAMI】スパーリンググローブ(ソフトタイプ)の製品画像

項目 内容
ブランド ISAMI
モデル名 スパーリンググローブ(ソフトタイプ)
オンス展開 12/14/16オンス
素材 牛革
留め具 マジックテープ
生産国 タイ
想定用途 スパーリング

「スパーリンググローブ(ソフトタイプ)」は、国内の老舗格闘技用品メーカーISAMIが手がける、対人スパーリング専用の位置づけで作られたモデルです。名称のとおり打撃面を柔らかく仕上げており、ジムでの打ち合いを想定した格闘技グローブとして展開されています。

素材は「牛革」で、生産はタイの工場が担当します。打撃面のパッドが柔らかいため、相手に当たったときの負担を抑えられる構成です。親指部分には「サミング防止付」の構造が採られており、クリンチや接近戦で手が交錯しても親指が相手の目に向かって突き出しにくくなっています。12/14/16オンスの展開は、いずれも対人練習に適したオンス域です。

ジムでの対人スパーが練習の中心になっている人におすすめの格闘技グローブです。ムエタイでは打ち合いだけでなく組みの局面でも手が近づくため、練習仲間との安全性を優先したい人ほど選ぶ意味があります。

【TWINS SPECIAL】スパーリンググローブ [BGVL3]

【TWINS SPECIAL】スパーリンググローブ [BGVL3]の製品画像

項目 内容
ブランド TWINS SPECIAL
モデル名 スパーリンググローブ [BGVL3]
オンス展開 4/6/8/10/12/14/16オンス
素材 本革
留め具 マジックテープ
生産国 −
想定用途 スパーリング・練習全般

「スパーリンググローブ [BGVL3]」は、タイの二大ブランドのひとつに数えられるTWINS SPECIALの主力モデルで、ムエタイのメジャースタジアムでも使われてきた実績があります。ムエタイ用の格闘技グローブを語るうえで外せない定番です。

「本革」の本体に厚めのパッドを詰め、手首は「マジックテープによる手首固定」でまっすぐ保持する構造です。パッドに厚みがあるぶん拳への衝撃が分散し、長期間打ち込んでもへたりが進みにくい点がムエタイの反復練習と噛み合います。オンス展開は4/6/8/10/12/14/16オンスと広く、キッズ向けの軽量域から16オンスのスパーリング用まで同じ設計で揃えられます。

パッドの厚みによる安心感を求める中上級者や、長く使える定番を1足持っておきたいムエタイ実践者におすすめのモデルです。受注発注品のため、必要な時期を見越して注文しておくと練習の予定を組みやすくなります。

【Hayabusa】T3 ボクシンググローブ

【Hayabusa】T3 ボクシンググローブの製品画像

項目 内容
ブランド Hayabusa
モデル名 T3 ボクシンググローブ
オンス展開 10/12/14/16/18オンス
素材 Vylarエンジニアードレザー
留め具 マジックテープ(Dual-X)
生産国 −
想定用途 バッグ/パッド/スパー

「T3 ボクシンググローブ」は、北米発のファイトギアブランドHayabusaの上位ラインで、ボクシング・ムエタイ・キックボクシングを横断して使えるモデルとして開発されました。サンドバッグ、ミット、対人ドリル、スパーリングまで公式が想定用途に挙げており、練習メニューを選ばない格闘技グローブです。

外装の「Vylarエンジニアードレザー」は擦れに強く、掴み合いの多いムエタイでも表面が傷みにくい素材です。留め具の「Dual-Xフックアンドループクロージャー」は、2本のストラップが手首を交差するように挟み込み、横方向の力がかかっても固定が緩みません。内部の「Fusion Splintingシステム」が手首の反りを抑えるため、ガードで蹴りを受けたときやクリンチで腕を引かれたときの手首の安定感が高くなっています。

10〜18オンスまで展開があり、体格や練習内容に合わせて選べます。装着感と保護性能を最優先したい人や、ムエタイとボクシングなど複数の競技を並行して練習している人におすすめの格闘技グローブです。

ムエタイ用グローブを使うときの注意点

ムエタイ用の格闘技グローブを長く使うには、グローブ単体では完結しない準備と運用を押さえておく必要があります。周辺装備の揃え方、オンスの使い分け、手入れの習慣という3点が特に効いてきます。

モデル選びと合わせて知っておくことで、買ったあとに「思っていたのと違う」と感じる場面を減らせるでしょう。ここではムエタイならではの注意点を整理します。

ムエタイ用の格闘技グローブを使ううえで押さえておきたい注意点は以下の4つです。

  • バンテージとレガースをセットで用意する
  • 練習用と試合用のオンスを分けて用意する
  • 首相撲やクリンチでの消耗を前提にメンテナンスする
  • 手が小さい人・女性はフィット感を必ず確認する

バンテージとレガースをセットで用意する

格闘技グローブの内側では、バンテージ(手に巻く布製のサポーター)で拳と手首をまとめて保護するのが前提です。ムエタイではスネを守るレガース(シンガード)も必須装備になるため、グローブだけを買っても練習は始められません。

購入時に見落としやすいのが、バンテージの厚みでグローブの内寸が変わる点です。素手で試着してちょうど良いサイズを選ぶと、バンテージを巻いた状態では指先が詰まります。巻いた状態を想定して、やや余裕のあるオンスやサイズを選ぶと失敗が減ります。

レガースもグローブと同様にオンスに相当するサイズ展開があるので、体格に合わせて選ぶ装備です。ジムによっては貸出用の装備が用意されているため、購入前に一度借りて感覚を確かめておくのも良い方法です。

練習用と試合用のオンスを分けて用意する

対人スパーリング用の厚いオンスと、試合や興行の規定に沿った軽量オンスは、担う役割がまったく違います。パッドの厚みは保護のために存在し、軽さは打撃の速度と拳の感覚のために存在します。

1足で兼用しようとすると、消耗の速度が上がるうえ、対人練習での保護力も試合での打撃感も中途半端です。ムエタイを続けるつもりなら、練習用と試合用の格闘技グローブを分けて持つほうが結果的に長持ちします。

出場を考えている場合は、所属ジムや団体の規定を事前に確認してください。オンスの指定だけでなく、留め具をひも式に限定している団体もあります。

首相撲やクリンチでの消耗を前提にメンテナンスする

ムエタイでは掴み合いが日常的に発生するため、縫製やマジックテープの摩耗はボクシング用途より早く進みます。親指の付け根やコンパートメント外側の縫い目は、掴んだときに力がかかる位置なので、定期的に確認しておくと突然の破損を避けられるでしょう。

本革のモデルは汗を吸うため、使ったまま鞄に入れておくと内部が湿ったまま硬化します。練習後は口を開いた状態で風の通る場所に陰干しし、直射日光と乾燥機は避けてください。乾燥剤や消臭スプレーを併用すると、においの発生も抑えられます。

マジックテープは繊維やほこりが噛むと固定力が落ちる点にも注意が必要です。ブラシや指でゴミを取り除く習慣をつけておくと、締め付けの効きが長く保たれます。

手が小さい人・女性はフィット感を必ず確認する

同じ16オンスでも、ブランドによってコンパートメントの広さやカフ長は大きく違います。海外ブランドの中には欧米の手のサイズを基準に設計されたモデルもあり、日本人の手では内部に余りが出るケースも珍しくありません。

握り込めない格闘技グローブは、首相撲で相手を掴む力が逃げ、ガードでも拳の位置が定まりません。ムエタイでは掴む動作そのものが技術のうちなので、フィット感は保護性能と同じくらい優先度の高い項目です。

可能であれば取扱店で試着し、拳を握った状態と開いた状態の両方を確かめてください。通販で購入する場合は、オンス表記だけでなくコンパートメントの寸法やカフ長の記載を確認し、コンパクト設計をうたうモデルを候補に入れると選びやすくなります。

まとめ:ムエタイ用グローブで練習の質と安全性を引き上げよう

この記事では、ムエタイにおすすめの格闘技グローブと、その選び方を解説しました。パンチ・ガード・首相撲という3つの動作が同居するムエタイでは、グローブの形状と留め具が練習の中身を左右します。

選ぶときの判断軸は、用途(練習用か試合用か)・留め具・素材・オンスの4点です。これから始める初心者は入手しやすい練習用の16オンスから、対人スパー中心なら柔らかめのスパーリング用を、試合出場を見据えるならひも式の軽量オンスを選ぶと外しません。素材は練習頻度が高いほど本革や高耐久のマイクロファイバーが有利になります。

自分のレベルと練習頻度に噛み合う格闘技グローブを手に入れて、ムエタイの練習に集中できる環境を整えてください。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

学生のころから格闘技に親しみ、これまで複数ブランドのグローブや道着、プロテクターを実際に購入して使い比べてきました。各ギアの機能や素材、選び方の違いを実購入者の目線で整理し、何を基準に選べばいいか迷う方に向けて『マーシャルセレクト』を運営しています。

コメント

コメントする

タップできる目次